未熟児の我が子の体重増減グラフを作ってみた
NICU・GCUに赤ちゃんが入院している間、看護師さんたちが記録してくださったノートが手元にあります。
ノートには
- 身長・体重・頭囲などの計測結果
- その日飲んだミルクの量
- 受けた検査や処置
- その他赤ちゃんの様子の変化
が書かれています。
色鉛筆で文章を囲んであったり、シールが貼ってあったりとかわいらしいノートで、大切な我が子の記録です。
体重については生まれてから細かく記録があった(生後22日目からは生後89日目にかけては毎日分)ので、興味本位で体重の増減グラフを作ってみました。
体重増減グラフ
作ったグラフは下の通りです。
横軸が生後の日数(日)、縦軸が体重(g)です。
薄紫色・紫色の折れ線が体重の変化を表しています。
データは生まれた直後(1033g)から、生後79日(3020g)で退院するまでの間の記録と、生後89日目に保健師さんに量っていただいた結果(3320g)を合わせたものです。
生後20日目くらいまでは緩やかな増加ですが、紫色で示した生後25日目以降は線形(図の直線に沿う形)で増加しています。
グラフを見て
グラフの薄紫色で示した部分の増加が緩やかなのは、赤ちゃんが飲めるミルクの量が少なかったから(1ml、2mlといった程度でした)、また赤ちゃんが仮死状態でとても弱っていたからかなと思います。
グラフを作るまでは、描いた期間の後半の方がグンと(指数関数的に)体重が増えているのではないかと思っていました。
47日目(1926g)にNICUからGCUに移るなど、見た目での我が子の変化が大きかったからです。
NICUにいる間は酸素マスクやそれを固定するための帽子を付けていて体の変化が分かりづらい状態だったので、とても小さく思えていました。
けれどグラフにしてみると、期間の半ばから後半までは増加の割合は同じです。
意外な発見でした。
たぶん期間をもっと長くして見ると、これからグンと大きくなって、体重の増え方も大きくなるのだと思います。
これからどうなるか…
グラフはうちの子の場合なので、ほんの一例に過ぎません。
これを用いて一般的なことは言えないと思うので、最後に乳幼児の成長曲線(平成22年度版)を載せます。
2本の曲線の間に身長・体重がおさまっていれば平均的、と見ることができます。
(グラフは下記リンクから引用。)
うちの子は未熟児で、はじめからいきなり成長曲線の下に位置しているので、これからどう成長していくかとても気になります。
多少増え方が少なかったとしても、うちの子はうちの子のペース!と思ってのびのびと子育てをしていければと思います。