綿棒で刺激して赤ちゃんの便秘解消!の方法
NICU・GCUから退院した直後、急激な環境の変化のためか数日間赤ちゃんの便が出ない日がありました。
地域の保健師さんによると、一般的に4~5日便秘が続くようなら病院に行ったほうがよいそうですが、
病院に行く前に自宅で出来る便秘解消法に綿棒浣腸があります。
綿棒浣腸の方法
綿棒で赤ちゃんの肛門を刺激してあげることで便が出ることがあります。
その方法をご紹介します。
1.綿棒をベビーオイルで湿らせる
大人用の綿棒の先端にベビーオイルを付けて湿らせます。
これで、赤ちゃんの肛門を刺激するときにスルッと綿棒が肛門に入るようになりますし、摩擦が減って赤ちゃんが痛くありません。
2.綿棒を肛門に入れる
綿棒を短く持って、先端1cmくらいを赤ちゃんの肛門に入れます。
(綿棒をどこまで入れるか悩まれる方も多いと思います。
GCUの看護婦さんによると、
「先端1cm=綿棒のワタ付きの部分が隠れる程度」
まで入れればよいようです。)
3.「の」の字を書いて刺激する
「の」の字を書くように、肛門の壁に沿って周りをぐるっと撫でてあげます。
これを何周かぐるぐるしてあげると、うんちがもりもりと出てきます。
作業のポイント
1人でしようとすると、どうしても赤ちゃんが暴れたり、脚を閉じてしまったりと作業がしづらいです。
お父さんとお母さんが2人がかりで
- 赤ちゃんの脚を持つ人
- 赤ちゃんのお尻を刺激する人
と役割を決めて行うとやりやすいです。
綿棒浣腸のタイミング
経験から言って、ミルクを飲んだ直後はミルクを吐いてしまうので、授乳後しばらく時間をおいてからしたほうがよさそうです。
赤ちゃんの頭よりもお尻が持ち上がってしまう体勢がよくないようです。
うんちの間隔は赤ちゃんによって異なる
そもそも便秘とはどのくらいの間便が出ないことをいうのか、はっきりとした定義があるわけではありません。
毎日うんちをする赤ちゃんが数日間しなくなれば便秘と考えてよいですし、もともと2~3日に1回しかうんちをしない赤ちゃんは1日くらいうんちが出なくても大丈夫です。
赤ちゃんによってうんちの間隔は違うので、赤ちゃんが退院する前に、看護師さんに「うちの子はどのくらいの頻度でうんちをしますか?」と尋ねてみるのも手かと思います。
さいごに
母に聞いたところ、私自身も赤ちゃんの頃は便秘体質で、病院で浣腸をされたそうです。
そのときは勢いよくうんちが出て、浣腸をしてくださった看護師さんの顔にうんちを吹きかけてしまったとか…。
浣腸をする際は、周りにおむつやタオルを敷いて、気を付けて行ってください。