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Bettaとピジョン母乳実感哺乳瓶を比較【口コミ】

プレゼントで頂いたBettaの哺乳瓶2本ではうまく回しきれなかったので(洗い物をしばしば放置していました…)、ピジョン母乳実感哺乳瓶を買い足しました。

この2つの哺乳瓶についてしばらく使ってみた感想をまとめました。

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基本事項の比較

値段、素材などは下の表にまとめた通りです。

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値段はBettaのほうが高いです(Amazon20161013日現在)。

 

素材はどちらも瓶がPPSU・乳首がシリコンなので、消毒する際は煮沸・薬液・電子レンジのいずれにも対応しています。

洗浄・消毒の手間はどちらも同じと言えます。

Bettaはガラス製・トライタン製もあり。トライタン製は電子レンジ不可。)

 

乳首自体の大きさはピジョン(新生児用SS)の方が大きいです。

 

次はBettaピジョンの母乳実感哺乳瓶のそれぞれの特徴についてです。

 

Bettaは飲ませやすい!

Bettaはそのカーブのかかった形のため、飲ませるのが楽です。

写真の通り持ち方が自然です。

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赤ちゃんに飲ませるときに目盛がほぼ水平になるので、ミルクの残量を確認しながら飲ませることができます

目盛自体もBetta10mlから書かれているので、赤ちゃんが少量飲み残したとき、ml残したのかわかりやすいメリットもあります。

 

対してピジョンは目盛が小さく、瓶を傾けると目盛とミルクとが平行にならないのでミルクの残量・減り方が分かりづらいです。

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また、ピジョンは乳首の根元が大きいためか、赤ちゃんに対して垂直に哺乳瓶を当てて飲ませないと口の端からミルクが漏れてしまいます。

スタイかガーゼ必須です。

 

Bettaは乳首が小さめなので赤ちゃんがしっかり咥えることができ、赤ちゃんが多少頭を動かしてもミルクが漏れることがありません

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(乳首の様子。左がピジョン母乳実感・右がBetta。ピジョンは根元が大きい。)

 

ピジョン母乳実感哺乳瓶は飲みやすい!

親から見た主観ですが、ピジョンの方が赤ちゃんの飲みがいいです。

80mlのミルクを作ったら30分ですべて飲み切ってくれることがほとんどです。

Bettaは50ml程度しかのまず、飲むのにも4050分と時間がかかります。

 

これはおそらく空気穴の有無が関係していると思います。

ピジョンは乳首に空気穴があるため、赤ちゃんが勢いよく飲んでも乳首がつぶれません

ミルクを飲ませていて、瓶に空気が少しずつ入っている様子が確認できます。

 

しかしBettaは空気穴がなく、ミルクを少し飲むと乳首の先がつぶれてしまうため、たびたび口から哺乳瓶を離して空気を入れてあげねばなりません。

すると徐々に赤ちゃんのミルクを飲む勢いが衰え、合計の飲む量が少なくなってしまいます。

いちいち乳首を口から離してあげるので、授乳時間も長くなります。

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(上から見た乳首。左のピジョンは空気穴があることが確認できる。)

 

まとめ

ということで、Bettaは親が飲ませやすく、ピジョンは赤ちゃんが飲みやすいというのが2つの大きな特徴でした。

 

我が家では現在ピジョンを主に使っています。

飲みの良さが決め手でした。

おすすめするならピジョンですが、Bettaに空気穴が空いていれば最高だと思っています。