ゆかりメモランダム

夫婦でつづる、未熟児子育てブログ

育休からの職場復帰に対する主人の不安

仕事があって、子供が居て、育休が2ヶ月も取れて…と主人は幸せなのだと思っていました。

 

主人の勝ち組発言

主人は最近こんなことをよく言います。

「子供はやっぱり(自分のように)早く持った方がいい」

「家庭があるのに飲み屋に入り浸るなんて、家庭を大事にしていなくて不幸だ。自分には考えられない」

 

遂には

「早く結婚して子供ができて自分は勝ち組だと思う」

とまで言いだしました。

 

あまりに感じが悪かったので諌めたのですが、その後こんなことを主人から打ち明けられました。

 

仕事復帰への不安

「僕のさっきの発言は、自分への不安から来るものだと思う。

仕事を休んでいる間に頭が鈍って周りに追いつけないんじゃないかとか、先を越されるんじゃないかとか、心配なんだ。」

 

どうやら周りを見下したり自分を上げることによって安心感を何とか得ようとして勝ち組発言が出てしまったようです。

 

何もできない育休

私は専業主婦ですが、もし働いて育休を取っていたのなら同じ不安を抱いたでしょう。

 

育休中にしようとしていた勉強は予想外に進まず、毎日子育てに追われてばかり。

仕事を離れて頭のモードの切り替えが難しくなり、昼まで寝ていることも。

育休を取って3週目に入り、折り返し地点が見えて来たところで、

自分は何も出来ていないのでは?

このまま何も出来ずに育児だけで育休を終えてしまうのでは?」

と危機感を覚えてしまうでしょう。

 

育児の大変さ

はじめは育休中にジムに通い体を鍛え、仕事外のプログラミング・数学の勉強をし、仕事の先取りもし…という計画を主人は立てていたようでした。

 

しかし実際は育児は大変過ぎました。

まず寝る時間がまとまって確保できない

これだけでパフォーマンスは大きく下がりました。

次に(当然ですが)子供の世話をしなければならない

ミルクとお風呂と寝かしつけくらい、と思っていましたが、全てつきっきりで面倒を見、しばしば思い通りに行かず大声で泣かれてしまっては精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。

 

主人を迎える職場は…

私は育休中は育児だけでも十分だと思います。

また、育休から復帰した主人に対しても優しい職場であって欲しいと思います。

 

かつて私が働いていて体調を崩し、しばらく休職したとき、上司が「慣らし運転」の期間を提案してくれました。

働く時間を数時間に短縮して、仕事量も少なくし、徐々に普段の仕事に増やしていくというものです。

 

社会はそう甘くはないと思いますが、育休だって休みとは名ばかりで心身ともに疲弊しています。

育児は大変です。

主人が復帰するときにどうか仕事がどっさり、周りから追い立てられ、という状況ではないようにと祈るばかりです。

 

追伸

この記事を書いた後、主人に見せたら

「人と比べる幸せではなく、僕は妻と子供がいてくれてそのことを幸せだと今は思っているよ」

と言ってくれました。

なんだか安心しました。