赤ちゃんへの声かけが苦手な方へ【声かけ実例集】
赤ちゃんの発達のためには声かけ、語りかけがよいとよく耳にします。
けれど、
「実際にしようとすると恥ずかしい」
「なんて言えばいいのかわからない」
という方のために、我が家でしている声かけの例を挙げてみます。
おむつ替えのとき
まずは毎日頻繁に行うおむつ替えのときの声かけ。
- 今からおむつを替えるよー!
- おしっこして蒸れてるかな?気持ち悪くない?
- ん!?これはうんちの匂いがするよ。うんちした?
- まず新しいおむつをお尻の下に入れまーす
- お尻をちょっと上げるよ。一緒に頑張ってくれるかな?
- いっぱいうんちしてるね!えらいよ!
- 今までこんなにお腹にたまってたの?
- ウエットティッシュでお尻を拭きまーす
- ちょっと冷たくなるよ。ヒヤッとするから気を付けてね
- お尻拭きふきするよ。どうかな、気持ちよくなったかな?
- おむつを留めるよ。まずは右からね
- 次は左を留めまーす。きつくないかな?ゆるくないかな?
- 脚のギャザーも外に出して…。これをするとうんちが横から漏れなくなるんだって
- はい!できました!
- どうかな?スッキリしたかな?
- 気持ちがいいね
- お手伝いしてくれてありがとうね
ポイント
とにかく実況中継をします。
これからする作業、今したことをどんどん赤ちゃんに伝えてあげます。
おむつ替えはすることが多いので、これで間が持つ…と言うと変ですが、無言になることはなくなります。
実況中継なら恥ずかしさも少しはまぎれるかなと思います。
また、赤ちゃんの気持ちになって
「冷たい?」
「スッキリした?」
「気持ちいいね」
と話してあげると、自然と赤ちゃんに感情移入できて次々に語りかける内容が出てきます。
授乳のとき
次に授乳のときの声かけです。
うちでは母乳でなくミルクを与えているので、そのときの様子を挙げてみます。
- ミルク出来たよ!
- 今日はちょっと温かめだからきっとおいしいよ
- ごくごく飲んでいるね
- よっぽどおなかが空いていたのかな?
- それにしても大きな泣き声だったね。お母さんも泣き声が大きいことで有名だったよ
- お口の横から漏れてない?大丈夫かな
- 上手に飲めているね
- そうだね。途中で息をして、お休みしながら飲もうね
- いっぱい飲んでくれて、お母さん嬉しいよ
- もう半分も飲めたね。ハイペースだ!すごいよ!
- むせちゃった?ごめんね。お母さんが無理に飲ませちゃったね
- 焦らず、○○ちゃんのペースでゆっくり飲もうね
- もう少しだよ!頑張って!
- すごいね!全部飲めたね
- いま目があったね。可愛いお目目だね
- 髪の毛もふさふさになってきたね。ミルクをたくさん飲んでいるおかげかな?
- お肌にちょっとニキビがあるね。お風呂のときにきれいに拭いてあげるからね
- ちっちゃいお鼻だね。かわいいね
ポイント
ミルクは結構時間がかかるので、実況中継だけでは難しい場合があります。
そんなときは赤ちゃんの顔や身体の様子を観察して、その様子を言葉にするとよいと思います。
赤ちゃんの健康チェックも兼ねられてちょうどいいです。
あとは赤ちゃんの反応がなくてもめげないこと。
赤ちゃんはミルクを飲むのに必死になっていると思うので、あまり反応を返してくれません…。
が、きっと声は届いているはずなので、語りかけてあげてください。
さいごに
ここまで偉そうに書きましたが、私も声かけ・語りかけが恥ずかしかったうちの一人です。
でも話しているうちに楽しくなってきたり、たまたま赤ちゃんの反応とタイミングがあったりして嬉しくなってきたりしました。
また、黙々と育児をしているとだんだんと「作業」になってきてつらい気持ちになることがあります。
たくさん話しかけて赤ちゃんとの「コミュニケーション」と考えると、気持ちもまぎれて育児ノイローゼも防げるのでは?と思っています。
赤ちゃんのためにも、お母さん(お父さん)自身のためにも、たくさん話しかけてあげてください!